11月10日 断酒宣言の日

平成23年度 全国一斉キャンペーン報告

飲酒運転根絶をテーマに
平成20年から数えて第4回目となる全断連断酒宣言の日制定記念全国キャンペーンが実施され、全国45都道府県の断酒会・連合会が記念日である11月10日を中心に各地で一斉に街頭宣伝を行った。

アルコール関連問題の解決に
今年は配布するチラシの裏面を利用して「アルコール関連問題」の解決と「アルコール関連問題対策基本法制定」を訴えた。顕在化している飲酒運転問題の背後にはアルコール関連問題という大きな課題が存在しており、それらを一気に解決の方向に導くには基本法の立法化が必要であることをアピールするためである。
北から南まで
秋田
会員数こそ少なかったが秋田大学熊沢準教授の応援に家族会も加わり通行人の励ましの声をいただきながら社会のためにという心地良さの中、清々しい気持ちで終えることができた。
山形
県警や交通安全協会の応援を得て、スーパー2カ所の他、道の駅で実施。安全協会の「のぼり」と全断連の「のぼり」が賑やかな雰囲気を醸し出した。
宮城
日頃の実績から県警の協力を得られ、10月23日には登米支部、11月10日は仙台市内で全断連のぼり旗のもと30数名の会員・家族が参加した。
茨城
11月3日牛久市のWaiまつり会場で、会員・家族・行政の方々27名が参加して実施。会場には酒害相談の特設コーナーを設けて活動、一般市民より激励の言葉をいただいた。
栃木
繁華街のオリオン通りでホトトギス会と全断連の「のぼり」を立て会員・家族24名が参加して行った。通行人の反応は上々だったよし。
群馬
11月3日、伊勢崎市あずま産業祭を利用して実施した。
埼玉
11月12,18日、深谷市福祉健康祭で実施。地域の看護学校の協力参加を得ながら、パッチテスト等酒害相談をまじえて行った。
千葉
10月に浦安市・市川市・習志野市の文化祭で3週連続、さらに浦安市の「ふれあい祭」を利用して行った。来年以降は県および県警の協力について確約を得ている。
東京
例年通り新橋駅前3カ所で実施した。これまでを大きく上回る会員・家族47名が参加し、1時間で配り終えた。また、多摩では、立川駅に15名の参加を得て、通行人の親切な応援の声をいただきながらビラ配りを行った。
神奈川
JR桜木町駅に伊勢佐木警察署、交通安全協会の応援を得て、会員・家族56名、総計60名が参加。ランドマークマークタワーへの地の利を生かし順調に終了した。
北陸
11月13日、例年とおり北陸4断酒会合同で新潟駅前で実施。同日午後北陸ブロック勉強会を行った。
山梨
甲府駅前と双葉ショッピングモールの2カ所で実施。仲間との連帯感が強くなったように感じるとの報告があった。
愛知
11月12日、津島市こころの健康フェスティバルで、13日には県内主要3駅前に会員・家族165名が参加。地元警察・県会議員の自主的参加も得て大いに啓発活動の実を上げる事が出来た。
三重
JR津駅前に会員・家族18名が参加。3年目ということもあり、皆ビラ配りも積極的になり、受け取っていただく方々も世相を反映してか気持ちよく受け取ってくれる人、声をかけてくれる人も多くなったと報告されている。
滋賀
JR近江八幡駅を中心に会員・家族30名が参加。今年も免許センター2ヶ所で違反者講習での配布依頼を行った。
和歌山
県職員3名、県警3名、会員・家族27名、総計38名が参加。このような運動のお手伝いが出来ることに感謝しながら解散したと結んでいる。
大阪
11月6日なんば高島屋前に50名が参加、全断連のぼり5本、大阪府断のぼり10本がはためく中、多くの女性参加者を得て和やかな雰囲気で、「やりがいのある元気の出る活動として取り組めた」としている。
岡山
10月から11月にかけて、備前市主催の「ふれあい祭」に17名、天満屋総社店に会員16名、総社警察署2名、天満屋児島店に会員12名、児島警察署員3名が参加。 「ご協力いただいた天満屋の方々に感謝申し上げるととともに、多くのねぎらいの言葉に勇気づけられたと」ある。
岡山津山
会員・家族26名が集まり、大型店舗3店の駐車場で実施。自前の備品多数に自治体より借用したのぼり等、それに全断連のぼりを利用して華やかに行った。来店者の反応は上々で和やかな会話が飛び交った。
高知
下司病院職員を加えて総勢26名。横断幕を先頭に高知城から繁華街帯屋町筋を行進。今年から加わった真紅の全断連のぼりで賑やかになり、会員も3回目とあってビラ配りも効率的になった。高知新聞の記者もカメラを首に全行程を同行取材した。
愛媛
9月29日交通安全週間の一環として県警や安全協会主導のもとあいなん断酒会が実施。発足間もない会にとって地域に根付くための良い機会になったよし。
11月15,16日、松山市大街道で松山市主催の「みんなの生活展」に中予断酒会家族会が酒害相談コーナーを設置。これに協働して延べ30名が参加して実施した 。
福岡
連合会・協議会合同でJR小倉駅、博多駅、西鉄久留米駅前で実施。 総計80名の会員・家族が参加した。福岡県は飲酒運転全国ワーストワン!道行く人々からも激励された。汚名返上のためにも頑張りたい。
長崎
長崎市浜の町アーケードで18名の会員・家族が参加。通行人の反応から今後もこのような活動の継続の必要性を感じることができた。
大分
大分駅前に県警本部5名の応援を得て、会員・家族16名で実施。
毎日新聞はじめ新聞報道、TVでの報道があった。
大分県では、毎年春・秋・年末の交通安全運動週間に地域警察署と協力して飲酒運転根絶運動を行っている。
熊本
繁華街2カ所で、会員・家族40名が参加して実施。熊本北警察署から借用したのぼりと全断連のぼりを立てた。参加した家族から「今までは主人が飲酒運転をして心配していたのに、飲酒運転根絶運動に参加出来るのも断酒会に入会して主人が断酒しているお陰」との話があった。
沖縄
3回目の今年は県警の後援を受けて国際通りに35人が参加。 一般参加で、浦添市立神森小中学校生徒、父兄、地元保健会社社員が加わるなど地域連携の輪も広がった。 沖縄は対人口比飲酒運転検挙率全国ワースト1、今後とも啓発活動に努力したいとしている。
 
断酒宣言の日記念全国一斉キャンペーン開催