11月10日 断酒宣言の日

平成27年度 全国一斉キャンペーン報告

第8回目となる街頭キャンペーンが「飲酒運転根絶」をメインテーマに掲げ、全国47都市で一斉に行われた。本年から内閣府の後援を得て政府の後押しを受けることとなった。新たに作成した幟を掲げ、チラシ、ティッシュを配布するなど、各地域で精力的に活動を展開した。
北から南まで
青森
11月10日、JR八戸駅東口公園広場にて行う。霧雨の中、通勤、通学の時間帯に当初の予想より多い400部を配布出来た。
秋田
11月14日、秋田駅前アゴラ広場にて会員家族11名にて配布活動を行った。県連嵯峨会長は、高齢にもかかわらず(81歳)先陣を切り、隣接するデパートや催事場へも出向き、偏見など、お構いなしの積極的に堂々とした活動を見せてくれ、会員家族もつられて元気と希望と絆を持って運動した。
岩手
11月15日盛岡市肴町アーケード商店街にて配布活動を行った。雨の日曜午後ということもあって客足が思ったほどなく、心配したが、無事時間内に終了した。今回は県内各地から盛岡に集合した。皆様、ご協力感謝します。
山形
11月15日、イオンモール山形南にて会員9名が買い物客らに配布、「お酒に困っている方は相談して」と呼び掛けた。
福島
11月14日、昨年に引き続き、郡山駅西口にて、雨天の中、会員・家族に加え行政から4名参加して頂き総勢30名で行った。
時間帯と場所を考慮した結果、多くの方に足を止めて頂き説明を受けている光景が見られた。
また、これに先立ち、いわきと会津の2会場で、心のケアセンターが行なったアルコール関連研修会でもチラシの配布を行った。行政からの参加もあり、まとめて数部を持ち帰る方もあった。ここから治療・断酒会へと繋がればと考えます。
茨城
11月7日、守谷市・イオンタウン守谷店店内に於いて守谷市保健センター職員1名、会員?名が参加して保健センターのチラシと全断連作成のチラシを配布し、酒害啓発と飲酒運転防止を訴えた。大勢の来店があり、受け取った人たちと話し込む会員もいた。活動を通して、一般の方々にも知ってもらうことが大切であり、今後も継続していきたい。
群馬
11月3日伊勢崎市東村産業フェスティバル会場にて配布活動を行った。天候にも恵まれ、昨年に引き続きということで、受け取った市民から「ごくろうさん」「がんばって」と声をかかるなど、手渡す時、会話も数多く交わすことができ、非常に有意義な日となった。このエネルギーを今後の活動に生かして精進を重ねたいと思いを新たにした。
埼玉
11月10日、JR蕨駅西口において会員19名、蕨市保健センター3名、計22名で街頭活動を行った。
・11月15日、埼玉県県民活動総合センター「平成27年度彩の国イキイキフェスティバル」で配布活動、また、「終わりなき悔恨~飲酒運転の果てに~」、「アルコールの基礎知識」のDVD鑑賞及びアルコール関連問題啓発週間の講話を実施して埼玉県断酒新生会の活動について発表した。
同日、川越駅前で悪天候にも拘わらず会員による配布を実施した。
千葉
11月14日、JR千葉駅東口前で、各会有志22名が街頭活動をした。生憎の小雨の中、3年後の全国(千葉)大会アピール用の黄色のブルゾンを全員着用し、のぼり十本を立て、配布した。
配布前は不安だったが、「ありがとう」、「すみません」と言って受け取る人が多く、何と15分程で配布完了。皆安堵し、充足感・連帯感に満たされた。
来年は県内実施場所を増やし、配布枚数も大幅に増やすべきとの意見が多く出された。
東京
11月10日、東京断酒新生会会員・家族42名が集まり、新橋駅前3カ所に分かれ、全断連のぼりを立て、飲酒運転絶を呼びかけた。平日午前中とあって通行者が多く1時間ほどで完配した。東京という土地柄から例年、反応が鈍い傾向があるが、今年は、ねぎらいの言葉や、相談をしてこられる人々が増えたことが印象に残った。
東京多摩
11月15日、会員、家族10名で雨交じりの立川駅で配布を行った。今回初めて参加した会員は「9回無視され、落ち込んでいても、1回受け取って下さると、ああ、やってみて良かった。なんだか気持ちが明るくなった」と語り、晴れ晴れとした顔をしていた。これからも断酒会は社会に向けての発信を行い続けることの大切さを感じた。
神奈川
11月8日、小雨の中、JR桜木町駅前において配布を実施。
出発式で伊勢崎警察署交通課長からの挨拶のなかで断酒会に対して「この様な啓発活動や酒害予防等に取り組んでいることに大きな社会的意義がある」と謝意をいただいた。
当日の参加者は伊勢佐木警察署3名、同交通安全協会2名を始め51名であった。
新潟
11月15日、小雨の中、会員家族30名程集まり新潟駅前で街頭活動をした。「お酒でお困りの方は 断酒会」の幟をみて「相談したいので名刺をください」と言われる方もあり、関心の高さを知り、有意義な時間だった。また、「雨の中ご苦労様」と声を掛けられる場面もあった。
富山
11月15日、「あいの風とやま鉄道富山駅」「砺波イオンショッピングセンター」「射水市パスコショッピングセンター」「あいの風高岡駅」の4カ所で街頭アピールを行った。
今回も協力を得た富山県厚生部健康課、高岡、射水、砺波各厚生センター等と共に継続して呼びかけて行く。
福井
11月8日、新潟、富山両断酒会の協力の下、福井駅前にて街頭活動を行った。2種類の幟のほか、今年新調した「福井県断酒連合会」の横断幕を掲げ道行く人々に呼びかけた。(地元新聞に掲載された)
長野
11月15日、小雨の松本駅前で会員25名、松本警察署から5名の参加で用意した1000セットを配布した。また、期間中に配布するよう警察関係、保健福祉事務所(健康づくり支援課)市町村(精神保健福祉担当)医療機関などへ手渡した。
愛知
11月15日、「飲酒運転根絶」及び「不適切飲酒が招く問題」を訴える街頭啓発を実施した。
例年県内の4箇所で啓発キャンペーンを展開していたが、本年度は内閣府主催「アルコール関連問題啓発フォーラムin愛知」の開催日に合わせてフォーラム会場近くの名古屋市の繁華街 栄地区1か所で実施した。総勢140名が参加、今回は内閣府の後援もあって愛知県警本部の警察官6名も参加いただいた。
早朝の雨も上がり好天のなか約30分程で終了、6箇所に分散した啓発箇所から集合後、警察の方にもご挨拶いただき解散した。
ひとりでも、飲んだらハンドルを握らない気持ちになってくれたらと祈念しつつ、午後からのフォーラム会場に向かった。
静岡
11月14日、静岡市役所前青葉通りで、飲酒運転根絶とアルコール健康障害対策基法啓発の街頭キャンペーンを行った。当日の天候は小雨混じりであったが、全国お茶祭りのイベントが開かれており人通りも多く、1時間弱で完配した。
本年度は県内9箇所でキャンペーンを実施する。
三重
11月15日、10時から、JR津駅東口で、「飲酒運転撲滅キャンペーン(アルコールの害啓発全国一斉キャンペーン)」を行った。
午後に開催されるフォーラムに先立ち、JR津駅に集合した会員、家族(25名)は 「飲酒運転追放」と今年新調した「お酒でお困りの方は断酒会」の幟を立て、「飲酒運転をやめましょう!飲酒運転の背景にはアルコール依存症があります!厳罰化だけでは飲酒運転はなくなりません!」と呼びかけながら配った。
予定のビラを配り終えた会員・家族は、その熱気を持ったまま「アルコール関連問題啓発フォーラムIN三重」の会場(三重県庁講堂)へ足を運んだ。
京都
今年も京都府内四カ所で、警察署、地元交番の婦警さん、地域の交通安全指導の方々と協同で実施、地元新聞社の参加もあった。
11月10日、JR福知山駅前、11月11日、京都駅前、四条大宮交差点で実施。さらに11月25日北野天満宮交差点にて上京警察署、上京保健センターと協同配布。今年は、マイクアナウンスや警察官に加え、婦警さん、交通安全指導員、保健センターの協力も得て少しずつ地域に根ざした活動が出来た。
大阪
11月10日、南海難波 高島屋付近において約50名の会員が街頭活動を行った。
マイクアナウンスを女性会員が務め、「飲酒運転撲滅」、「アルコール基本法」の意義について呼びかけた。
多くの人通りの中には足を止めて聞き入る人もおり、声をかける場面もあった。地域断酒会においても各地でキャンペーン活動をしており地域によっては酒害相談の席を設けるなどして対応にも努めた。
岡山
啓発週間に先立つ9月21日、岡山市の百花プラザで開催された「岡山市交通安全フェア」への参加を皮切りに今年の運動が開幕した。
11月3日、天満屋総社市リブ21総社店、7日、備前市久々井運動公園「市民ふれあい福祉まつり」と連続で街頭行動を実施。10日、11日、岡山市役所本庁市民ホール「アルコール健康障害パネル展」に参加。
14日は内閣府、岡山県主催の「啓発フォーラム」の開催に呼応し、岡山駅前で岡山警察本部と岡山西警察署の応援協力を得て街頭行動を実施。
さらに、15日には、瀬戸内市長船の「ゆめとぴあ長船」で開催された「せとうち保健福祉フェスタ」に参加した。述べ196人の会員家族が一丸となり飲酒運転の根絶と断酒会のイメージアップを目的とした啓発週間活動を展開した。
なお岡山警察本部に対する街頭行動への応援派遣の要請がきっかけとなり、当会制定の啓発パンフレットを県下500カ所すべての警察署や交番などに備え置き、アルコール依存症者や酒害に悩む家族また地域住民に対応する第一線の警察官に役立ててもらうことになった。
岡山県津山
11月14日、アルコール関連問題啓発フォーラムが岡山で開催され、多くの会員・家族が参加した。翌15日、その疲れもなく、街頭キャンペーンに多くの会員・家族が参加、大型スーパーマーケットの駐車場を活用し、飲酒運転撲滅キャンペーンの「のぼり」を掲げ、車で来店してくる家族連れ、若者、高齢者夫婦の人達に走り寄り、次々と手渡すとともに『安全運転をしましょう』『飲酒運転をやめましょう』『飲酒運転は犯罪ですよ』『ほう助者も同罪ですよ』と懸命に呼びかけをした。
呼びかけられた来店者の人達は、『ご苦労さん。分かりました飲酒運転はしません』『有難う。家に帰ったら息子や娘達にも伝えます。頑張って下さい』など和やかな会話がはずむなか、用意した配布物は瞬く間に無くなり、活動は快く評価された。
広島
11月14日、アルコール関連問題啓発フォーラムを、県下の各断酒会も参加して開催された。全参加者は約180名。
同日午前中には、啓発週間の一斉行動としてのチラシ配布が行われ、広島断酒ふたば会が広島市内2ヵ所で57名、呉みどり断酒会が呉駅前で、三原断酒友の会が三原駅前7名、庄原断酒会は三次市内で2名、また尾道市因島中庄でふたば会、三原断酒友の会、尾道断酒うず潮会が参加した。ときおり降る激しい雨の中,会員たちは全断連の幟と傘を持ち、道行く人にチラシを配った。
島根
11月10日、小雨の降る松江駅前にて、松江警察署、市役所の応援を得て街頭活動を行った。また、同日島根県民会館にて開催された「島根県精神保健福祉大会」の式典前に会館玄関前で配布活動をした。
更に11月15日、西部地区は、行政の協力を得て浜田市「ゆめタウン浜田」にて配布活動を行った。
山口
11月15日、防府市のJR防府駅前のであいの広場にて、一般市民を対象にアルコール関連問題啓発キャンペーンを行った。
秋晴れの中、かつての過ちと無知を踏まえ、アルコール依存症からの回復をめざす当会会員・家族25名と、昨年6月に施行された「アルコール健康障害対策基本法」の定めにある「アルコール関連問題啓発週間」により、山口県職員も参加協力のもと、市民一人ひとりに手渡した。
また飲酒や運転の機会が急増する年末を前に、「アルコール依存症」・「断酒会」の認知・理解と不適切な飲酒の結末の恐ろしさを訴えた。
香川
11月11日、高松市内のショッピングモールゆめタウン高松にて実施。会員・家族25名、高松南署の警察官3名、病院関係者3名、県障害福祉課担当者1名の計32名が参加した。日曜日に実施した一昨年、基本法制定、初めての啓発週間の熱気の中で行われた昨年と変わらない多方面からの多数の参加を得ることができ、着実に地域に根差した活動になっていることを実感できたキャンペーンであった。
高知
11月15日、幸い晴れたさわやかな日に、高知市一の繁華街である帯屋町アーケードで横断幕を先頭に行進、配布活動を行った。参加者は合計16名(協力自助団体、医療機関含む)。
福岡
福岡県内各地区で飲酒問題街頭活動を行った。
・筑後地区:西鉄久留米駅前にて「おまわりさんも一緒に、飲酒運転ゼロ」と銘打って飲酒運転撲滅を目的に16名の断酒会員、警察署の方々と共に行なった。最後に警察署の方々と両手でゼロを示し、「飲酒運転ゼロ」を誓った。
・北九州地区:JR小倉駅前にて、5名の断酒会員によるチラシ配布を行なった。
・筑豊地区:10月18日、飯塚市穂波公民館において行われた「みんなの健康・福祉のつどい2015」にて、会員5名で昨年に続き、2回目となるキャンペーン活動を行なった。
・福岡地区:昨年度より福岡県による「アルコール関連問題啓発キャンペーン」の一環として、断酒会員・家族から20名、県健康増進課、こころの健康づくり推進室の方々とともにJR博多駅前にて配布活動をした。
マスコミ取材があり、夕方に放送があり、「アルコール関連問題」「飲酒運転撲滅」について広く市民に訴えることが出来た。
・小倉駅前では福岡県断酒連合会と福岡県断酒協議会の会員家族22名で配布活動を行った。皆様から「飲酒運転はなくなって欲しい」「なかなかなくなりませんね」という言葉があり、社会的な問題であることを再認識した。
長崎
11月15日、会員14名が参加して、長崎市の中心商店街浜の町アーケード街で飲酒運転撲滅活動を行なった。断酒会員ですかとの質問や、自分の周りにも問題飲酒者がいて酒をやめるのが一番いいとの会話などもあり、少しずつ断酒会の活動も一般から理解されているように思った。私たちがしっかり断酒して、自立し普通に働くことが大切だと強く感じます。
大分
11月10日、大分駅北口にて今年も地域警察と共催で行った。会員家族11名、県警交通企画部から5名、大分県障害福祉課から3名が参加して配布活動をした。また、日田市玉川交差点でも会員3名、ボランティア4名、日田警察署2名で街頭活動を行った。
一人でも多くの方に飲酒運転根絶の芽が広がり地域社会の貢献の一助になれば幸甚である。

 
断酒宣言の日記念全国一斉キャンペーン開催