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飲酒運転とアルコール依存症 
飲酒運転の背後にアルコール依存症あり
  • お酒を飲まないと運転が怖い。一杯飲むとうまく運転できる。少々酔っていても自分は大丈夫、などと思っていませんか?
  • 毎日のように飲酒運転をしている夫(妻・子供)のことが心配で仕事も手につかない。夜も眠れないというようなことはありませんか。
  • 飲酒運転は家族の崩壊に直結します。
  • 公的機関の報告でも、常習的飲酒運転者にはアルコール依存症の割合が非常に高いとされています。
  • お近くの断酒会に相談してください。
相談窓口
はじめに
 痛ましい飲酒運転事故が頻発するという事態により、飲酒運転者の厳罰化が国民世論となり、道路交通法の改正に繋がりました。また、法改正だけでなく、自治体などでは懲戒免職という厳しい処置をとるところも出てきています。
 では、厳罰化あるいは職場からの閉め出しで飲酒運転が絶滅するかというと、そうはいかないのです。
飲酒運転の再犯者を対象にした調査では、その原因にアルコール依存症という病気の存在が指摘されています。
アルコール依存症者がハンドルを握ると
 アルコール依存症にかかっていると、常に体内にアルコールが入っていないと心身の状態が不安定で運転することが難しくなるのです。つまり、飲んではいけないと分かっていても自分で酒をコントロールできなくなっているのです。
 過去に常習飲酒運転をしていた断酒会員は、ほぼ例外なくこのような精神状態の経験者です。飲酒運転をしてはいけないと思っていながら、自分の意志や行動をコントロールできずに延々と同じことを繰り返してきたと言えます
 もし、あなたが、あるいは、あなたの夫(妻・子供)がアルコール依存症で重大な交通事故を起こしたとしたら、勤め人ならば懲戒免職に繋がり、営業者ならば、社会的信用を失い廃業に追い込まれるかもしれません。
飲酒運転との決別
 最近、漸くマスコミや政府も飲酒運転とアルコール依存症との関係に目を向け始め、我々断酒会にも飲酒運転事故を起こしてしまった受刑者の教育への協力要請などが相次いでいます。
 しかし、事故を起こしてしまってからでは取り返しがつかない場合が多いのです。
 未然に最悪の事態を回避するにはアルコール依存症から回復する以外に道はないのです。
 我々は悲惨な事故の防止はもちろんですが、常習飲酒運転者を一人でも減らし、また、本人以上に悩み怯えている家族の人々が心やすらかに生活できるよう願ってやみません。
 断酒会で肩の荷物を下ろそうではありませんか。
 そして明るい笑顔で生活しましょう。 
 
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